Monthly Archives: 1月 2017

選挙で勝利する為には3バン、地盤、看板、カバンが必要ですが

選挙で勝利する為には3バンが必要とされています。その3バンとは1、地盤、これは立候補者を応援してくれる人がどれだけいるかということ、つまり後援会や応援団体、これは世襲で立候補する方の方が父親や祖父の代の後援会などから応援して貰えるので断然有利です。

2つ目は看板、これは立候補者が有権者にどれほど知られているかということ、つまり知名度ということになります。これも世襲の候補者が断然有利です。それは本人の知名度があまり無くても。父親や祖父が元議員ということで抜群の知名度があり、その方の息子さん、お孫さんということでそれだけでも他の候補者とは違います。それから知名度のある方というのはマスメディアに良く登場し、それで有権者に良く知られている方です。例えば芸能人、スポーツ選手、テレビ番組のニュースキャスターなどですが、その方の議員としての資質は別にしても有権者の目に触れる機会が多く、その候補者の看板としては申し分のないものでしょう。

3つ目はカバン、これはお金のことを言っています。選挙に出るとポスターや選挙運動などに相当なお金がかかります。これもやはり世襲の候補者が有利で、いいか悪いかは別として父親や祖父から引き継いだものがあります。

こうしてみると選挙で勝利するのは世襲の候補者が断然有利で、その次にマスメディアに良く登場する有名人ということになり、それ以外は中々勝利出来ないということになりそうで、実際国会議員の顔ぶれを見てみると世襲議員の割合が大分高いとか。本当の民主主義を高めるためにも地盤、看板、カバンの3バンが無くても勝利出来る環境を作らないといけないですね。
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歯科の看板について

車でドライブしていると、街中にはコンビニ、美容院、歯医者、クリーニング屋は、乱立している地域が結構よく見られます。
こんなにたくさん歯医者があって、経営として成り立っているのだろうかと心配に思ってしまうくらい、歯医者はたくさんある印象を受けます。

そんな歯科の看板に書かれているのは「歯医者の名前・電話番号」が必須項目ではないでしょうか。
ここで気になるのは、看板に書かれた電話番号の多くが「虫歯」にかけた番号が多いということです。「ムシバゼロ」や「ムシバナシ」など、キーワードに合うように番号を語呂合わせしているパターンです。

内科や眼科などで、専門分野を連想させる電話番号をうたっているところは少ないのですが、歯医者は断然その割合が高いのです。

では、描かれているイラストのデザインはどうでしょうか。看板には動物(リスやハムスターなどの齧歯類が多い)が歯ブラシを持っているイラストや、歯をイラスト化したデザインが一般的です。

正直なところ、電話番号もイラストも、これと言って斬新なデザインは見当たりません。歯医者であることがわかれば良いのですが、あまりにどこも代わり映えのしない看板が多いので、インパクトに欠けるという点では記憶に残りにくいのが現状ではないでしょうか。

「歯科」や「歯医者」と名前に付いていれば、それが歯医者の看板であることは明らかなのですから、おしゃれで記憶に残るようなデザインであることの方が、ありきたりなイメージよりもよっぽど集客に効果的であると言えます。
また、「審美歯科・小児歯科・矯正歯科」など、一般的な虫歯治療とは違った専門分野を得意とする歯医者に関しては、その部分を強調したデザインであることが最も大事と言えます。

利用する側にとっても、イラストや電話番号はあまり重要ではありません。私たちが歯医者に求めるのは、「腕が良いか・自分が必要とする技術が得られるか・清潔か」と言うことです。看板には腕の善し悪しは表現できませんから、「清潔感があって専門分野が明確に記載されている」看板を掲げることが、より重要なのではないでしょうか。