路地裏に小さな看板をちょこんと出すお店

昔から路地裏に小さな看板を出しているようなタイプのお店が好きです。

大々的にやっている店よりも知る人ぞ知るというようなお店がどうやら好みなんですね。そういうお店は空気感からして違う気がします。

そのお店に野良猫がすーっと入っていくようならなおのことよしです。そんなお店でぼけーっとお茶をしたりしている時間がたまらないんですね。
路地裏でなくともちょこんと小さな看板を出しているような店というのは雰囲気がよいことが多い気がします。

飲食店でもなんでも、看板である程度の店の雰囲気や目指している方向性がわかる気がしますよね。かっちりと作り込まれたような看板ではなくて、クラフト感あふれるものを出しているお店というのは、人に対して温かい気がするんです。素朴だったりということもありますよね。それが良いんです。人が入り込む余地があるような気がするんです。

疲れているときに押しつけがましいマニュアル対応をされない感じがするんですね。小さな頃からそのうちちょこっとしたお店をやりたいなと思っています。いつか自分の店を持てるようになれたらわたしも小さくて素朴な看板を出そうと考えています。疲れた人の癒やしの場にちょこっとでもなれたらと思います。