子供の頃の入れ歯の思い出 (><)

私は子供の頃祖父母と同居している家ではなく核家族世帯。
その為、本物の入れ歯など見た事はありませんでした。
たまに遊びに行く祖父母が総入れ歯だという事は、なんとなく
知っていましたが、祖父母と話していても口元など気にした事はなく、
普通の歯のように見えていました。

そんなある日、祖父と遊んでいると、急に口から出てきた歯そう、
入れ歯が口から外れて外に出てきてしまったのですキャァ━(艸゚Д゚*)
驚いた私は泣き出す(。>0<。)ほど怖い思いをし、しばらく、
祖父の近くに行く事は出来ませんでした。
その後、そんな入れ歯事件を忘れかけた頃、祖父母と一緒に
旅行に行く事になった私。
祖父母が喜ぶからと、私と弟は祖父母と同じ部屋で寝る事になった
のでした。( _ _ )

そこで、またまた入れ歯事件が勃発したのでした!!

祖父母は入浴後、入れをコップの中に入れ、枕元に置いて
寝ようとしたのです。そんな入れ歯を見て、弟は目が点(”。”)になり、
私は、昔の思い出がよみがえり、入れ歯が気になって、気になって、
ほとんど眠る事ができませんでした。(ゝ_ξ) ゴシゴシ

祖父母に悪気がない事はわかっています。しかし、入れ歯など
見たことのない私たち兄弟にとって、コップに入れられて入れ歯が
どれほど気になる事か・・・
そして、入れ歯を取った祖父母の口元が、どれほど面白いことか・・・
そう思ったのは、弟も同じようで「お姉ちゃん、おじいちゃん、
おばあちゃんの口がへん」と言ってきた事を今でも、はっきりと
覚えています。

そんな祖父母も、今では亡くなってしまい、入れ歯を見る事もできません
最近では、入れ歯ではなくインプラント治療のような最先端の歯の治療
方法もあるようですが、まだ、多くの人が入れ歯を愛用している事と
思います。

そんな中には、私たち兄弟のような体験をしている孫たちもいるのでは
ないでしょうか今となっては、笑い話の思い出ですが、当時の私たち
にとっては、衝撃的で、目に焼き付くような光景でした。
しばらく、自宅に帰ってからでも夢に出てくるような・・・。
うーん・・・( ̄◇ ̄;).。o0O○