ケッコーつらい、養鶏場のお仕事について

鶏肉に卵とどちらも日本の食卓に欠かすことはできません。日々、養鶏場の方がニワトリを育ててくれているからこそ、スーパーマーケットなどで手軽に手に入れることができるのです。

養鶏場のお仕事に興味があるという方も中にはいるのでは。豚や牛と違って小柄なニワトリならばお世話も楽?そんなことはありません。生半可な気持ちで始めると、後悔することとなりますよ。

鶏たちを自由に動き回れるようにする平飼いもありますが、たいていはブロイラーなのでニワトリに触れることはほとんどなく、清潔な環境に居られるようにと掃除をしたり餌を与えたりというのが仕事となります。

何羽も飼っているのですからえさの量も多く掃除も広範囲にわたります。かなりの力仕事であることには変わりありません。ならば放っておける平飼いの方が楽に思えるのは素人考えです。外を自由に動き回れるということは、更に衛生管理とか飼育管理の手間がかかります。だからこそ値段にも反映されているのです。

ニワトリと関わる養鶏場のお仕事ですが、いくつか種類があります。

鶏肉を生産するためにブロイラー養鶏経営もあれば地鶏養鶏経営もあります。地鶏の方がブロイラーよりもじっくりと飼育されることとなります。ブロイラーがふ化して50日から56日で出荷なのに対して地鶏だと倍、110日から150日となるようです。値段が高いのには理由があるということです。

採卵養鶏経営をしているところもあります。

もしも一羽が病気になり感染系のものであった場合、ずっと手塩にかけて育ててきた鳥たちすべてが全滅してしまいます。鶏舎を常に清潔に菌が無いように保たなければなりませんし、ストレスを少しでも減らすためにも室温も適温にしておかなければなりません。生き物相手のお仕事は、単純作業では決してないのです。常により良い状態を保つにはどうするか模索を続ける必要があります。

そんな養鶏のお仕事、どんな方が向いているのでしょうか。

ひよこの時代には可愛らしいですが、かわいいのが好きだというだけではもちろんダメです。最終的には食べられてしまうか、年を重ねて卵が取れなくなってしまい処分されてしまう運命にある、そんな生き物を育てるのです。とはいえ、動物と接することが好きであることは重要です。しっかりニワトリをみてやっていてこそ、ちょっとした変化に気が付くことができるのです。体力勝負ではあるものの、野菜の生産・豚や牛の畜産業と比べれば楽な方ですから、女性の方でそういった分野に興味があるという方も気にかけてみると良いのかもしれません。

勉強が苦手だったという方、データの管理とか数字や機械を扱う仕事です。毎年の積み重ねが経験という形で役立っていきますし、次々と変わっていく情勢や技術の進歩にも目を向けておかなければなりません。やはり養鶏場のお仕事だって勉強は必要となります。それを楽しめ、ニワトリを良い環境で育ててやりたい・もっと生産量を増やしたいなどの意欲がある方こそが向いています。